日々のこと

2020 / 03 / 12  07:10

9年と1日

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あの日から9年と1日目の朝。

最愛の家族との突然の別れから、会えない日が3200日以上過ぎました。

毎日の慌ただしさの中で時間が過ぎるのは早いけれど、亡くなった家族に会えない一日一日を積み重ねるのは、とてもとても長かったような気がします。

 

当時震災を保育所で経験した息子ももう中学生。

あの日から数日後、息子だけは助けたいとやっとの思いで東京の親類宅へ向かい、最寄り駅までたどり着いた朝の光景と気持ちは今でも忘れられません。

母の背中ではしゃぎ、どんな時も明るく笑顔だった息子にはずいぶん助けられました。

 

震災はとても辛い出来事だったけれど、震災後には多くの出会いもありました。

ここまで様々な形で支えて下さり、応援して下さった多くの方々お一人おひとりに、あらためて心より感謝申し上げます。 

震災により夢半ばで亡くなった多くの方々のためにも、これからも一歩一歩確かな歩みを進めていきたいと思います。